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社長ブログ

2019.04.11

結果は気にせず、過程を楽しむ。これ王道!

先日、街でバッタリ、かつての職場の同僚と再会しました。

ところが、一目で「あー、これはメンタルやっちゃったな」と分かるほど、かつてのバリバリイキイキした輝きは消え、
どことなく、けだるそうな無表情ぽい表情に、ショックを受けました。

聞けばやっぱり、うつ病を患い、今も心療内科の帰りで薬漬けの毎日とのことでした。

正直に言うと、今から二十年前、「こいつ、気をつけないと絶対にうつになるタイプだな」と思っていました。

それだけに、あの頃、余計な一言かも知れないけど、何とか助言できなかったものか?と悔やまれてなりません。

私と決定的に違うのは、彼は完璧主義。

よく、二兎追うものは一兎も得ずと言いますよね?

彼はたとえ一兎を捕まえても、逃してしまったもう一兎のことで自分を責めるタイプ。
なぜ、あの一兎を捕まえられなかったんだろう?に、つい思考が行ってしまうんです。

そんな生き方、しんど過ぎませんか?

かたや、僕は「逃した一兎は、また次、頑張ればいいじゃん」と切り替え、とりあえず捕まえた一兎の成果で、自分を勝手に、まずはよしよしと褒めます(笑)

まあ、彼は東大出で、ご家族も東大出のサラブレッド的なエリート。きっと小さい頃からの親の育て方も大きな要因だったのかな?って思ってしまいます。

子供が、平均点60点の問題で97点取って帰ってきても、「なぜ100点取れなかったの?」みたいな育て方をしてると、将来、確実に壊れやすくなります。

私はと言えば、子供が50点でも、「おー、50点も取れてるじゃないか」と笑って褒めて放置。

正確には、子供のテストや通知表なんて、わざわざ自分から見せに来た時以外は見たこともなかったし、一度も勉強を教えたことも塾に行かせたこともない放任主義でした。

でも、こうして、「完璧は求めず、できたことを褒める」ようにしてると、子供は勉強嫌いにはならず、いつか自分で気づいた時に勝手に勉強し始めますので、それはそれで良かったのかもと思ってます。

掃除でも一緒。
まずは、例えばリビングを綺麗に!
そして、綺麗になったリビングを見てご機嫌になれれば、それでいい気がします。
家の中の綺麗じゃない場所を探しては、落ち込む性格なんて損でしょ?

「二匹とも捕まえられたか?」で自分を評価する人生なんて、しんどくないですか?

仕事にせよ、スポーツにせよ掃除にしろ、結果なんて、極論どーでもいいかも?(笑)

まずは一匹を捕まえることを楽しむ。

そこで、自分が夢中になれるかが?幸せに生きるコツなのかな?って思います。

まさにこれぞイマココの世界。

では、今日もステキな一日を♡